オーケストラ・イベント

オーケストラの新しいマーケティング戦略!【クラシック音楽】

オーケストラの新しいマーケティング戦略!【クラシック音楽】

クラシック音楽業界の収入スキームを見直す

オーケストラの収益ですが、基本的にチケット代だけで賄われています。もちろんスポンサーなどが付いている場合は別ですが、チケット代を中心に生計を立てています。

その為、1回の公演での売上は500万円程度、ここから費用を引いて、60人のメンバーで割れば、一人当たり58,000円です。1日の収益ではなく、この公演までに練習を重ねての収入です。

詳しくはこちらの記事で考察しています。

アマチュアのオーケストラとなれば、練習はもちろん、本番の公演にもお金が必要になります。なかなかに大変な世界ですよね。

オーケストラだけが苦しい状況ではありません。取り巻くホールなども同じ状況といえます。そんなスキームを変えられないかな?というのが今回のお話です。

とはいえ、より幅広い方にクラシック音楽の魅力を知ってもらう必要がありますが、この辺りはこちらでも解説していますので、またチェックしてみてください。

オーケストラに合わない収益モデル

さて、オーケストラの収入ですが、チケット代以外から収入を得る方法を考えて見ましょう。

オーケストラの収益モデルを考えるマーケターのイメージ

まず、検討してみた結果、以下に記載する3つの方法はNGだと思っています。真っ先に思いつきますが、結論、うまく行かないと思いました。

一見、どれも一般的ですよね。なぜこれを避けるべきか解説していきますね。

本番の演奏を配信

現代では真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?

私ももちろん考えましたが、メリットよりもデメリットが上回ります。おそらく、オーケストラの演奏を配信してしまうと、オフライン(現地で見る)で演奏を見に来る方が減少してしまうでしょう。ただでさえ集客は大変なのに、会場に来なくなってしまっては意味がありません。

クラシック音楽のライブ配信をスマホで見るイメージ

では、なぜ売れっ子のアイドルやミュージシャンのコンサートは配信するのでしょうか?理由はいくつもありますが、単純に収益が増すから

まず、コンサート会場の規模を大きくしても基本的にチケットは売り切れます。なんなら転売すら行われます。売れっ子ですからね。

オフラインの取りこぼしの対応として配信をするなら、全然OKです。でも、現状のオーケストラで配信してしまった場合はどうでしょうか?

きっとオフラインで聴く特別感を失い、集客が厳しくなる。そうなる確率がとても高いと想像できますよね。

オリジナルグッズの販売

次に思いつくのは「オリジナルグッズ」を作って販売すること。チケット代にプラスして収益を上げる典型的な方法です。

これをNGとした理由としては、在庫リスクです。

オーケストラのオリジナルグッズを作った結果、在庫に悩む男性のイメージ

アイドルのようにファン層がぐいぐい増えたり、コロコロ変わる場合は問題ないのですが、クラシック音楽のファンはそう簡単に変わらないと考えました。

オリジナルグッズを販売しても、たいした収入にならないのではないでしょうか?それよりも在庫リスクの方が気になってしまいます。在庫リスクを回避するために発注数を下げてしまうと、一つ当たりの単価が高くなってしまう

このジレンマを打開するより、違うビジネススキームの方が手っ取り早いはずです。

著名人・インフルエンサーを呼ぶ

この案は真っ先に排除しました。理由はインフルエンサー頼りになってしまうから。

著名人やインフルエンサーが呼べなければ集客できない呼ぶ著名人によって集客が左右される・・・という状況では、年間を通してコンスタントな収入にならないと考えました。

インフルエンサーを呼ぶのではなく、違うスキームを通して、自分たちがインフルエンサーになるべきです。

スポンサーをつける

これはNG案というより、「期待しないほうがいい」という方が近いですね。活動を進めていく中で、企業のスポンサーがつけばラッキー・・・というくらいに考えておくべきです。

でないと、毎回スポンサーを探す手間がかかりますし、協力してもらえなければ、公演ができない危険性もあります。

であれば、企業だけに限らず、自分たちの活動を支援してくれるファンを増やした方がいいと考えました。この辺りは後ほど詳しく解説しますね。

オーケストラの新しいマーケティング戦略

さて、思いつきそうな案はどれもNGでした。では、オーケストラを運営していく中で、コストをかけず、リスクをかけず、でもファンに喜んでもらえる(売上に変わる)ことってなんでしょうか?この答えが新しいマーケティング戦略の答えになるはずです。

ひま人

ポイントは、オーケストラの「いつも」をファンに提供すること。そして「応援してもらえる環境を作ること」です。

それではマーケティング戦略案を見ていきましょう!

練習やゲネプロを配信

さきほど、ライブ配信はNGと書きましたが、NGなのは本番の演奏だけです。これ、練習中のライブ配信ならどうでしょうか?

オーケストラの練習をライブ配信しているイメージ画像
  • 必ず練習やゲネプロは行う
  • 本番公演の予定が合わないファンもいる
  • 遠方で来れないファンもいる
  • チケット代のハードルが高いファンもいる(とくに10代)
  • ファンが応援できる環境
  • オケメンバーの活力・緊張感になる

こういった環境を全てクリアできる素晴らしいアイデアだと思っています。

ひま人

自画自賛過ぎて怖いですね(笑)

練習のときからファンとコミュニケーションを取ることができるので、文字通り「双方向」のコミュニケーションとなります。さらに、いつも見られていることから本番の「緊張」というリスクを下げ、応援してもらえる環境にもなります。

極め付けは、配信をしなくても練習はするということ。どうせ時間も費用もかかるなら、これをコンテンツにしない手はないですよね!

クラウドファンディングで公演

基本的にクラウドファンディングでコンサートを開催しようと思っています。

クラウドファンディングを通してオーケストラを応援しているファン

クラウドファンディングの基本的な考え方は「支援」ですが、支援という気持ちではなくシステムを利用することでリスクを回避することができると考えました。

要は、クラウドファンディングのリターンをチケットにしてしまうということです。

活動を通していく中で、支援してくれるファンが増えれば公演回数が増えていくというスキームです。VIPへのリターンもすでに考えていますが、あまりにも種類が多いので、実際のクラウドファンディングで発表していきます。

自分たちだけで一方的にコンサートを開催するのではなく、ファンと一緒にコンサートを作り上げる。これが新しいオーケストラのスタイルになればと考えています。

公演のデジタルデータはNFT

公演中の演奏も、その場限りで消えてしまうのはもったいないですよね。それこそファンと一緒に作り上げたコンサートです。この「コンサートを所有する」というのがNFT案です。

コンサートはしっかり収録します。ただ、その収録したデータをライブ配信するのではなく、NFTで販売してしまうということです。こうすることで、コンサート自体は消えずにファンの手に渡り、ずっと楽しんでもらえます。

え、それってお金持ち一人が得するんじゃないの?

そう感じた方もいらっしゃるかと思います。でも、これは明確に間違っています。
こういった特別な支援に、喜んでお金を出してくれる方がいるからこそ、通常のチケット代を安くすることができるんです。

オーケストラのチケットを安く購入できてうれしいイメージ

前回の記事にも書きましたが、オーケストラenjoy!(本グループ)の目的は、「クラシック音楽を知ってもらい、楽しんでもらうこと」です。一人でも多くの方に、私たちを通して音楽を楽しめる環境を作りたいと考えています。

チケット代(クラウドファンディングの支援金)はできる限り安く!と考えていますので、こういったVIPの皆様には「ありがとうございます」という思いですし、多くのファンにも同じように感じて欲しいと思っています。

ひま人

ここまでが新しいマーケティング戦略です。最後に、プラスαで考えているSNS配信についても触れておきますね!

オーケストラ+メンバーのSNS配信

最後はSNSでの配信です。当たり前に感じるかもしれませんが、この新しいオーケストラを作り上げるには、ファンとの双方向のコミュニケーションが需要です。

そのために、オーケストラからの発信はもちろん、各メンバーが常にファンとコミュニケーションを取れる環境を作りたいと考えています。メンバーの一人一人が発信し、ファンと交流する。そして母体となるオーケストラがコンテンツを提供していく。

こんなオーケストラができあがれば最高じゃないですか?

ひま人

だからこそ、メンバーはみんなインフルエンサーを目指してもらいます。プロじゃなくたっていいんです!コミュニケーションが重要!

このオーケストラを一緒に叶えてくれるメンバーが欲しい!

さて、ここまで新しいオーケストラの戦略について書いてきました。もっと細かいスキームや方法も考えていますが、大枠にはこういう活動ができるオーケストラを作っていきます。

私自身はクラシック音楽業界の初心者です。戦略を立てることはできても、演奏はできません。。。

だからこそ、この理念に賛同してくれたり、「お、面白そうなだな」と思ってくれる方は、ぜひこのオーケストラに参加してもらいたいんです。コンタクトフォームからお問い合わせいただければ、すぐにオンラインでお話させていただきます!

オーケストラenjoy!の参加条件

このオーケストラに参加してくださる方の条件です。条件といえばちょっと偉そうですが、要はこういう方なら無理なく参加いただけると思います。

ひま人

お!と思ってくれた方、あなたの力を貸してください!ぜひご連絡お待ちしていますー♪